インダストリ4.0へ

中国製造2025と言う中国版インダストリ4.0とも呼ばれる言葉があります。

その一端を東京大学の伊藤先生、MakerFair深圳等の運営にも携わる高須さんやインパクトジャパンの吉田さん達と見学して参りました。

なかなか濃いメンバーです。

東大、京大、慶応、UCLA…なんか学歴だけ聞いていても凄い感じです。元G1レースのジョッキーの方も!日本だけでなく深圳、シンガポールなど様々な場所から集まってます。

まず一社目のアクセサリ工場では智能生産をうたい行なっています。

各営業からのオーダー仕様書を各工程、各材料など細分化しデータでラインをコントロール。生産をRFIDと呼ばれるICチップ?と動き生産管理も統合管理しています。

各作業をする職人さんの前にはモニターがあり作業指示が出ていますしまたカンバン方式で全体の流れも確認しています。

見て行くと途轍もなく難しい事ではないのですが仕事を細分化して行きコントロールする形に感動しました。なかなかここまで取り組む工場は少ないのではないかと思います。

我々の仕事にも活かせそうな点も多く勉強になります。

また3Dプリンタなどの機械も普通に活用されてました。作業は伝統的な手作業も多く、ものづくりには職人の手作業が欠かせないです。そのバランス感も良く思いました。

因みにこの取り組みにより2、3週間かかるサンプル作成が7日に短縮。300元程度かかっていたサンプル作成が150元になり、また生産の小ロット対応、短納期対応も可能にしたとの事。

デザイナーとを繋ぐプラットフォームも新しく上海のIT企業と開発し始めるみたいです。

2件目もアクセサリ工場。

ブラジル人の女性デザイナーも会社で働いてました。かなりデザイナーなど開発に関する人材を多く抱えている会社です。

一社目より欧米ブランドなど高級感のあるマーケットをメインターゲットとしています。

生産は一社目より伝統的な生産。

過去の金融危機や既存のインポーターがECに食われたり同質化するアクセサリー業界の流れと昨年の中国の環境対策で潰れる同業者が多いから生産を拡大するなど色々アクセサリー業界の状況が見れました。またアリババ等にはやはり出していないとの事。当然ですがデザインの流出もありますし、客と同じ商品がネットであればマーケットは混乱します。だいたい良い工場はネットにないです。(私はアパレル雑貨業界出身だからかも知れません。まあ富士康もアリババに出してませんよね。調べてないけど。)こういった良い工場はコネクションで会うのが一番良いです。(無ければ展示会から。)工場はやはり本質的にものづくりで、長期的に安定している良い工場ほどECはやってません。開発や製造をしっかりやるのが競争力を強くしますし、畑違いの小売事業を始めるのは新しい会社を作るまではいかないにしてもかなりパワーもいりますしね。下手するとお客様と戦わなければならないわけですし。

お昼はサンプルルームでトルコ料理。

また新しい取り組みとしてWe Workと呼ばれるシェアオフィスの様な形態を旧市場をリノベーションしている所で始め、外国人デザイナー、中国の若いデザイナーの場として作って行くとの事。

中国マーケットは貴金属としてのアクセサリーは多いがファッションとしてはまだまだ。その取り組みとして金、シルバーを使い、また日本人で業界で実績のある方と組みブランドデザイニングを進めるとの事でした。

面白い。もっともっと勉強しなきゃ置いてかれちゃうと言う危機感と共にものづくりに強い貿易屋として頑張っていこうと思いました。

そういえば吉田さん、ISOのプロだった。いる間に色々聞いておこう!

作成者: 和田太郎

ゴールドバッハ株式会社代表取締役 中国浙江省義烏市(イーウー市)在住 タオバオ、アリババ等中国ECサイトからの代理購入淘太郎、義烏市場サイト義烏購日本総代理店。 埼玉県熊谷市出身 上海復旦大学卒

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